#4 身体を動かす

2013/6/18

みなさん、身体動かしていますか?

子供の体力は昭和60年(1985)をピークに低下しています。近年は少しずつ改善傾向ではあるようですが、ピーク時との差はいまだ開いたままです。

多くの子供が抱える課題の1つとして、「自分の身体をコントロールできない」ことが挙げられています。

自分の身体なのに、自由に動かすことができないなんて、ありえるのでしょうか。



我々の指導の現場では、選手は様々なトレーニングを行います。
やって見せる(視覚)言って聞かせる(聴覚)やらせてみて評価・修正する(身体感覚)というように、あらゆる感覚に訴えかけて、トレーニングフォームを伝えています。

繰り返し修正・改善をしながらフォームを身につける選手が多い中、見せた瞬間にそれを再現できる選手もいます。我々は「動作の再現性が高い」などといいますが、彼らの多くがスタメンに絡んできます。


イメージ通りに身体が動かせるということは、体力向上や技術習得、戦術理解などにおいても、常に他の選手よりも優位に立ちやすいと言えます。

我々が伝えるトレーニングは、筋力を高めることだけを目的としていると考えられがちですが、そうではありません。

身体のどこを動かしているのか。姿勢のポイントは守れているのか。意識を集中して取り組み、客観的にパートナーにチェック・改善してもらうことで、「身体を動かす能力」自体を高めています。

だからこそ、トレーニングには価値があります。

身体は「動いている」のではなくて「動かしている」のです。
自分の身体を動かすことへの関心をもつことが、身体を、技術を、そして心を成長させることに繋がります。

もっと自分に興味を持ちましょう。もっと自分の身体と対話をしましょう。



あなたは本当に身体を動かせていますか?



トレーナーズベース山口  前田 充範