#10 オープンスキル、クローズドスキル

2013/10/21




トレーニングを指導していて、よく見る光景があります。


黙々とひたすらに、自分のトレーニングに励む選手。


相手のことを観察していて、話をしながら行う選手。


スポーツ選手の能力(スキル)には、大きく2つのタイプに分けられます。

オープンスキル
周りがよく見えており、周囲との連携や、状況に応じた判断を得意とする能力。

野球、サッカー、バレーボール、バスケットボールなどの、あらゆる状況に対応していく球技。
(例)野球の配球。サッカーのパスや連携。
   バレーボールのトスワーク。など。
(相手、味方の関係。試合展開などの状況判断)


クローズドスキル
ある決められた状況下で、高い集中力を発揮できる能力。

陸上、体操、重量挙げ、弓道など。
(例)場所や環境が変わっても、自分の良い記録が出せる。
   トレーニングでも、一点に集中でき追い込むことが得意。など。

※オープンスキルの競技の中でも、バスケットボールのフリースロー、バレーボールやテニスのサーブなどは、クローズドスキルの要素も高いです。



例えば、サッカーで日本代表の本田圭佑選手。
フリーキックやPKを蹴る機会が多いですが、迷いの無い集中した表情を見せます(クローズドスキル)。

また、体の強さを生かしたポストプレーや、スペースを見つけて絶妙なスルーパスを出すこともあります(オープンスキル)。

オープンスキル、クローズドスキル、両方のスキルが高いと言えます。


これはトレーニングでも、足りないスキル面を補っていくことが必要かもしれません。

自分がトレーニングを行う時は、集中力を高め全力で行う。相手が行っている時は、よく動きを見て気づいたことを教えてあげる。(またそれを自分にも照らし合わす。)


さて、みなさんの周りではどちらのタイプが多いでしょうか?


是非、両方を兼ね備えた、アスリートを目指して行きましょう。



トレーナーズベース埼玉  丹野 道雄